朝からよく晴れて、気持ちのいい一日になる予感とともに家を出ました。

東京から諏訪まで二時間半の道のりは、子育て中の私にとって遠いものでしたので、行きたいと言う
気持ちは強くても簡単ではありませんでしたが、今回、松本先生や華の会の皆さんと諏訪に行かれる!
と思うと、この日が楽しみでなりませんでした。

行く道も五月らしい景色に癒されながら、諏訪がどんな所なのか? ワクワクが止まらない時間でした。
インターを降り諏訪湖沿いにバスは走り、ランチのホテルへ。
華の会の皆さんとのお話は、私の楽しみの一つです。
歓談の後は秋宮へ・・・・

バスから降り、とても驚いたのは空気が清々しいこと!
お天気のせいもあると思いますが、それだけではない神々しい生命力のようなものを感じました。
大きな木や大きな狛犬、立派なしめ縄・・・・
思い返しても、あの空気を吸っているような感覚になります。
お参りをして、今日のメインの一つ、三葉の松葉拾いをはじめました。
私は、いいものを探して手に入れるのが昔から苦手でしたが、先輩方の話を伺うほど欲しくなり、
バスから降りる時には、「きっと見つける!」と自分に言い聞かせて頑張りました。
聞いていた通り、たくさん落ちているわけではなく、しかも三葉の松の下には大勢の人が落ち葉を探し
ています。
その光景を見ただけでも諦めてしまう私ですが、せっかく来たのだからと諦めず探していると、会の方が
「あの辺を探してごらん」とお声を掛けてくださり、なんと直ぐに見つけることができました。
本当にうれしかったです。

そんな充実感とともに次は春宮へ。

なんて穏やかで優しい空気なんだろう・・・。

バスから降りて最初に感じたその感覚は、とても印象的でした。
滞在時間はわずかでしたが境内を散策し、立派な杉の木々を眺め、目を潤し、5月の午後の日差しの中で、
記念写真を撮り前宮へ出発しました。

前宮の駐車場から歩くこと10分弱・・・・

知らなければ、これが諏訪大社なの?という簡素な建物・・・・それが前宮でした。
先生を中心に皆で「ひふみ祝詞」をあげたときは、心身ともに清められたような感じがし、忘れられない
光景として目に焼き付いています。
その後、前宮のわきを流れる水眼の清流のお水を頂戴し、一の御柱から順に巡っていきました。
四本の御柱に触れることが出来るのはここ前宮だけでしたので、一柱ずつそのパワーを堪能してきました。

そしてとうとう本宮へ出発です。
東の鳥居をくぐり、まずは鎮守の神様にご挨拶し、正式参拝のため拝殿へと向かいました。
歴史を思わせる長い回廊そのものもそうでしたが、目に入るもの全て日常とは違う、ゆったりと大きな
時間の流れを感じたのを覚えています。
巫女さんの案内で拝殿に上がると、そこはまた、神様にぐっと近づいたような気がして嬉しかったです。
今まで、行きたい・行きたいと思っていた諏訪大社を巡り、こうして正式参拝ができるなんて、本当に
夢のようでした。

お神酒をいただき充実感でいっぱいの私は、また東の鳥居をくぐり、バスに乗り、一日を振り返る中で、
やはり、それぞれのお宮によって雰囲気がこんなにも違うこと、御柱のパワーがすごいことを思い返して
いました。

そして、このように御神気をいただけるのは、長い長い時間、、諏訪の方々が諏訪大社を大切にしてきた
からこそだということに改めて気が付き、尊敬と感謝の念を抱かざるを得ませんでした。

日々、時間に追われて、身の回りの事で精いっぱいの私には、これほどの大地と人のパワーの凝縮された
場所で一日を過ごすことができたのは、華の会のご縁が有ってこそです。ありがとうございました。
時間も音もゆったりと流れる、私にとっての諏訪大社は、日頃、先に進むことしか考えることのできない
自分をリセットする場所でもありました。
また、諏訪とのご縁が有ることを祈りつつ、新たな日常を過ごしています。

                                  (池袋C教室 A・Yさん記)